【書評】『本を読む人だけが手にするもの』藤原和博

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本を読む人だけが手にするもの 藤原和博

 

藤原和博とは

教育改革実践家。元杉並区立和田中学校校長。元リクルート社フェロー。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリー(現・KADOKAWAグループ)の創業も手がける。93年よりヨーロッパ駐在、96年同社フェローとなる。2003年より5年間、東京都では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。08年〜11年、橋下大阪府知事の特別顧問。14年〜佐賀県武雄市特別顧問、15年〜奈良市教育政策アドバイザーに。

 

この本は、なぜ本を読むのかについてを考える本である。

皆さんは本を読む意味を考えたことがありますか?

考えたことがない人は是非読んでみてください。

 

  1. 人生を切り拓くための読書
  2. 21世紀型の思考
  3. 「磨く」読書
  4. インプットとアウトプット

 

  • 人生を切り拓くための読書

 それぞれ一人一人が自分自身の幸福論を編集し、自分オリジナルの幸福論を持たなければならない時代に突入したのである。

(中略)

 自らの幸福論を構築していくためには、幸福論を紡ぐための教養が必要である。

 しかし、そうした教養は学校では教えてくれない。

「それぞれ一人一人」の幸福をつかむための軸となる教養は、自分で獲得しなければならない。そのためには、読書が欠かせないというところに行き着くのだ。

 今はもう20世紀型の人々の幸せとは違う幸福を追いかけなければならなくなる。

その時に必要なのが教養である。自分だけの幸福を追いかけるためにいろいろなことを知らなければならないからだ。

そうした教養は学校では教えてくれない。自分で学ばなければならないのだ。

そのためには読書が欠かせない。

 

  • 21世紀型の思考

 序章で触れた「20世紀型の成長社会」から「21世紀型の成熟社会」への移行をわかりやすくいうと、「ジグソーパズル型思考」から「レゴ型社会」への転換と言い換えることができる。

(中略)

 これに対して、21世紀型の成熟社会で求められるのが情報編集力である。情報編集力とは、身につけた知識や技術を組み合わせて"納得解"を導き出す力だ。正解をただ当てるのではなく、納得できる解を自らつくり出すところがミソ。

 ジグソーパズルはピースをどこに置けばいいかあらかじめ決まっている。

それに比べて、レゴはどんな風に作ってもいい。組み合わせ方は無限だ。それで自分の世界観を表現できるのだ。

それが21世紀型の思考である。

20世紀型は「情報処理力」

21世紀型は「情報編集力」

 と言い換えられる。

 

  • 「磨く」読書

「コミュニケーションする力」を磨く読書

「ロジックする力」を磨く読書

「シミュレーションする力」を磨く読書

「ロールプレイングする力」を磨く読書

「プレゼンテーションする力」を磨く読書

「複眼思考(クリティカル・シンキング)」を磨く読書 

 読書でこれだけの力が身につけられるのだ。本を読まないわけにはいかない。

一つ一つにはあえてここでは書かないでおくが、ぜひこの本を手にとってここの部分の記述を読んでみてほしい。

 

  • インプットとアウトプット

 最後にお伝えしたいのは、ただ単に本を読んで、インプットすることだけをやっていても、読書の習慣は身につかないかもしれない、ということだ。 

 アウトプットの前提のないインプットでは、途中でだれるし、何より飽きる。なんとなく文字を目で追うだけになってしまい、読んだつもり、ということになりがちだ。

 これは子どもに限ったことではない。大人でも同じだ。出口(目的や目標)のない読書は、その行為に意味を見出せなくなりやすい。だからこそ、本はただ読むだけでは終わらせないほうが習慣が続く。しかも、もうちょっと楽しい。

 入口には出口が必要だ。僕は本を読み出口のためにこのブログを書いている。インプットしてアウトプットする。そのほうが、本の内容を説明したり自分の考えをまとめながら読むため飽きないし、面白い。

読書をするならアウトプットしたほうが絶対にいい。

 

 

少しでも面白そうだと思ったら是非読んでみてください!

 

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